修学旅行や自然学校(兵庫)で親が気を付けること

 子どもが親もとを離れて過ごすことってそうはありませんが、幼稚園では、お泊り保育。

 そして、小学校では、4~6年生ぐらいにある、宿泊を伴う自然体験学校や修学旅行があると思います。

 親はどこまで何をしたらいいのか?

 学校(の先生)にはどこまで言ったらいいのか?

 いろいろ心配なことがあると思います。

 今日は、学校側の立場になってお話したいと思います。

 ただし、学校の規模や地域の様子などにより、多少変わるところもあると思います。

 

 

修学旅行や自然学校で子どものことが心配な保護者の方へ

 まず、どんな行事にしても、こうした宿泊を伴う行事には、『説明会』というものが開かれます。

 説明会は、学校によって、子どもも一緒のところと親だけのところがあります。

 質問などは、そのときに受け付けていますが、個人的なことはみんなの前で聞けないという場合もあると思います。

  

 

①健康面

 まず、健康に関することは、記入用のプリントが配布され、学校に提出することになります。

 気になることは、しっかり書きましょう。

 あと、薬を飲まなければいけない子や、何かを寝る前にしなければいけないなど、そうしたことも書いて大丈夫です。

 そして、「どうしてほしいのか」まで書いておくと学校側も助かります。

 例えば、「自分で飲むと思うけど、もしかしたら忘れてしまうのでは?」という場合は、「寝る前に薬を飲んだかどうか聞いてください」とか、「自分で飲むのを絶対に忘れる!もっと言えば、薬をなくすかも?」なんて場合は、「予備を預かっていてください。」とか。

 過保護かもしれないとか思うかもしれませんが、命に関わることです。

 あと、本当に心配で仕方がない場合は、病院でお医者さんから指示を仰ぎましょう。意外と心配しすぎていることに気づくことも多々あります。

 「自分たちで考えて行動するようになってほしい」と思って、計画している活動ですが、命には代えられません。

 みんなが、楽しい思い出になるよう、こうしたことは、しっかりと書いておきましょう。

 

 

② お風呂

 お風呂に関しては、ほぼほぼ複数で入ります。みんなと入るのが恥ずかしい子もいるとは思いますが、普通は、行ってしまえば大丈夫です。

 ただ、お肌のことや女の子なら生理など、気になるところもあると思います。それらのことも、配られたプリントに書くところがあります。そして、そうした配慮が必要な場合は、時間をずらして一人で入れるようにしたり、一人用の個室のお風呂場を使わせてくれたりします。

 お風呂の心配はいりませんが、気になる場合は、そのことも提出用紙に書いておきましょう。

 

③ 食事

 食事に関することも、アンケートに書くところがあります。アレルギーなんかは、給食などで伝えていると思いますが、丁寧に書きましょう。担任がすべての生徒を把握するのには無理がありますので。

 高学年ぐらいになると、自分でダメなものを避けて食べることもできると思いますが、早めに伝えておくと、宿泊場所によっては、別メニューを用意してくれるところもあります。

 あと、アレルギーが本当に多い子の場合は、親がお弁当などを持たせたり、長い宿泊の場合、先生がコンビニ(保存料が気にはなりますが)などで買ってきてくれたりします。

 

 

④ 乗り物酔い

 これは本当に気になりますよね。酔い止めが効く子はいいですが、まったく効かない子もいます。

 そんなときは、「フリスク」や「ガム」などを持たせてもいいか学校に聞きましょう。

 一緒に活動しているので、ばれない訳はありません。きっと、担任の先生が、トラブルにならないよう隣の子にだけこっそりと伝えてくれたり、クラスに理由を話してくれると思います。

 

 

⑤ 整理整頓力

 修学旅行なら1日ですが、自然学校(兵庫)のような何泊もする場合、整理整頓力がない子は、必ず困っていきます。

 例えば、ちゃんと宿泊日数の服を入れているのに、同じ服を着たり履いたりしてしまうことや、着ていない服がぐちゃぐちゃになって、自分でもどれが新しい服なのかわからないなど。

 ちょっとしたことですが、そんなことで友達から「きたない」なんて言われたらいやですよね。

 とはいえ、すぐに身につくものではありません。

 一緒に用意しながら、その子でもできそうな、「着た服は、ぜんぶこの袋に入れる」とか、何か簡単な方法を決めておきましょう。

 それ以外の持ち物は、多少ぐちゃぐちゃしても、友達は何とも思わないし、何とでもなります。

 

 

⑥ 夜のトイレ

 夜のトイレが心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 もしかしたら・・・と。

 そんな場合は、夜中に先生が起こしてトイレへ連れて行ってくれます。

 子どもも、もしかしたら布団を濡らしてしまうかもという心配をするよりも、起こしてもらってトイレへ行く方が助かると思うので、しっかりと伝えておきましょう。

 寝る前に水分を取りすぎないようにも伝えておきましょう。

 トイレに連れて行ってもらうことができれば、たとえそれでもその後に出てしまったという場合でも量が少なく意外と子どもでうまく処理できる範囲だったりもします。

 

 

修学旅行や自然学校はどんな感じなのか

 ① 自然学校

【1】体制

 自然学校には、担任の先生はもちろんですが、専科の先生、校長先生など、子どもの人数に合わせてたくさんの先生が付き添います。また、補助員として、大学生のお兄さんお姉さん、看護系の学校や資格を持った養護補助員も付き添います。

 例えば、80人ぐらいの学年で考えると、先生は4~6人、補助員4~5人という感じです。

 さらに、施設を利用されている学校では、日中には、そこで働く方もいらっしゃいます。

 大人の目はたくさんあります。

 

 

【2】活動内容

 「しおり」でありますが、基本的には、子どもたちがその施設や自然を利用して体験できることが主になります。

 そして、その活動後、夜に反省会をして、次の日、次の日と、反省を活かしてさらに良くなるように考えて行動していきます。

 だからこそ、最終日は、本当に目を輝かせて一回り大きくなって帰ってくることが多いです。

 ただし、自然学校の魔法は、1週間ほどです。その間に、しっかりとほめてあげてください。そして、そのちょっとした変化があったことをは、記憶として残っていますから。

 

 

【3】持ち物

 しおりや説明会で受けたもので十分です。

 余分に何か持たせる必要はありません。

 あと、カバンの大きさには、行く前からパンパンというのは避けましょう。

 なぜか、同じものを持って帰るのに、子どもだけで入れるとぎゅうぎゅうになってしまいます。

 

 

② 修学旅行

【1】体制

 修学旅行の場合、担任、養護教諭(保健の先生)、校長先生が行くことになっています。クラスに、特別支援学級の子がいる場合は、特別支援学級の担任の先生も行きます。

 それ以外は、臨機応変に対応する感じで、専科の先生がさらに加わることもあります。

 

 

【2】活動内容

 基本的には、観光です。しおりにある日程通りに、いろいろな場所に行って観察します。ただし、自由行動は少ないですし、大人数で行動しているので、他の観光の方の邪魔にならないように行動するので、ゆっくり見ることができない場所が多いです。

 宿泊も、普通にみなさんが利用するような民宿やホテルを利用します。ですから、かなり快適に泊まることができます。

 

 

【3】持ち物

 しおりや説明会で受けたもので十分です。余分に何か持たせる必要はありません。

 ただし、特に女の子は、いろいろ友達と勝手に決めて持ち物を増やしたりすることがたまにあります。

 そんなときは、これまでの親の方針によって変わります。

 「しおり以外のものをこっそり持っていくことは、ルール違反です。それを許すのかどうか?」というところです。

 

 

【4】お土産

 修学旅行では、お土産などを買うことができます。

 お家に買って来るお土産は、決めておいてあげましょう。

 なぜなら、お土産を買える時間も自由時間の1つなんですが、そのお土産選びって意外と時間がかかってしまうからです。

 だれに買うのかも、決めておいてあげるのもいいですね。時期によっては、レジに並ぶだけで20分ぐらいかかる場所もあります。

 できるだけ、現地で悩まず決めさせてあげる工夫をしましょう。

 ただし、お土産を買ってもいいけれど、持っていく金額が決まっているところがほとんどです。

 当然、おばあちゃんからお金を貰ったり親戚の数によって、金額が足りないというところもあるでしょう。先生も、これまで特別大きなトラブルがあった学校以外は、持ってきている金額を調べたりはしません。

 でも、できるだけ持つ金額は守らせてあげましょう。些細なトラブルを避けるためです。これは、先生に怒られるとかそういうことではなく、友達とのトラブルです。

 お土産などは、最近では、ネットでも買うことができます。向こうで買ってくる人の分以外は、事前にネットなので取り寄せればいいのです。無理だからルールを破るのではなく、ルールの範囲ないでできる工夫があることを教えてあげましょう。

 

 

 

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