子どもを本好きにする!本を読み聞かせをするときのポイント!
子どもを本好きにする!本を読み聞かせをするときのポイント!
大学院で学校心理・発達健康教育を学んだJJです。
ブログで子育てと健康を応援しています。
小さい頃に絵本を読んであげることが、心を豊かにすると言われています。
でも、読もうと思っても、子どもが聞いていない。
すぐにページをめくろうとしたり、
絵本の絵ばかり気になってお話になっていない・・・。
これでいいのだろうかと不安がある親もいるのではないでしょうか。
今回は、読み聞かせのポイントをご紹介します。
絵本の読み聞かせで大切なポイント4
①少ない文字の絵本からはじめる
いきなりネットなどにいいと書いてあったからといって、文字数の多い絵本を選ぶ必要はありません。
まずは、文字数が少ない、本当に絵を楽しむ絵本から始めてみましょう。
すると、1ページの読む量も少ないので、テンポがよく、子どもも飽きずに最後まで聞くことができます。
②お話に関係なく絵だけで遊ぶ
まず大切なことは、絵本を開くということです。
だから、お話にとらわれず、絵の中をおもいっきり楽しむ方法もあります。
例えば、お話の絵を指さして
「これは何?」
と聞いてみたり、
「これおうちにあるね。」
と、タンスやテレビを教えたりします。
なれてきたら、
「くまさん、どこにいる?」
など、登場人物を指さして、絵をみるように練習します。そのときに、
「くまさん、悲しそうな顔しているね。」
など、表情や様子を教えたり、考えさせたりするのもいいでしょう。
③なれてきら、全部を読み聞かせる
はじめの頃は、子どものペースで読み進めればいいと思います。
もし、子どもがページをめくろうとしたら、一緒にめくってあげましょう。
たとえお話が途中でも、さっとうまくまとめましょう。
④1文字1文字をしっかりと発音する
日本語ってすごく発音が曖昧だったりするところがあります。とくに、「ん」の発音です。小学校に入ったら日記を書くことがあると思います。当然、子どもは、日記を自分が思った文を文字にします。そんなときに、「ん」が抜けていたりすることってよくあるんですよね。他にも、「伸ばすところ」「はねるところ」なども、しっかりと丁寧に発音してあげます。例えば、「ぺんぎんくん」とういう言葉があったとします。さらっと読むと、「ぺんぎ〇く〇」と「ん」の発音がはっきりしないんですよね。こうした「ん」の発音をしっかりとしてあげます。丁寧にゆっくりと読んであげることで、「ん」の存在がはっきりと分かってきます。
絵本大好きになる環境
①子ども用の本棚を設置する
まずは、本棚を作ってあげることです。そして、片付けもできるだけさせたいところですが、無理な場合は、必ずあるべき場所に片づけておきましょう。
当然、子どもの背の高さでとれるところに置いてあげます。
そうして、いつも同じ場所、決まった場所にとりたい本があることが、本好きになる秘訣です。
②図書館を利用する
「図書館に行くと子どもが騒ぐ」「借りた本をやぶったらどうしよう」などと思ってはいけません。
図書館に行ってはじめの頃は騒いでも、しっかりと注意してあげましょう。親だけでなく図書館の人も注意してくれることで、静かにするということを学んでいきます。
また、図書館には、同じような子たちがいます。親に読み聞かせを小さい声でしてもらっていたりします。それを見ることで、自分もそうしたいと思うようになります。
我が家のように、2人子どもがいて、下に手がかかる場合は、お父さんとお母さんがそろっているときに行きましょう。また、どうしても片親で行く場合は、「今日は選ぶだけね。」と上の子と約束をしておきます。けっして、その場で急に言ってはいけません。子どもは、「お母さんに本を読んでもらえる」と思って図書館に行っています。もしかしたら、自分で読みたいと思っているかもしれません。
状況が理解できるようになれば、急な約束でも大丈夫になります。
③月に1冊以上は買ってあげる
絵本は、どうせ読まなくなると思うかもしれませんが、やはり、自分の本というものは、うれしいものです。読まなくなっても、急にブームが来て、再び読み始めることもあります。また、自分の本なら、親も汚れたり破れたりしても安心です。買いすぎは、子どもも本への愛着がなくなりますが、月に数冊なら、愛着を持って何度も読みます。やぶれたら、一緒に修理したりする経験もいいものです。また、仕掛け絵本や少し難しい本も、いつのまにか、自分でできたり、読んだりできるようになります。本が好きになったころには、まだ早いかなあと思う本も勇気を出して渡してあげましょう。
絵本大好きになった我が家の子ども
今、私の家の子どもは4才ですが、2才の頃から絵本を一人で読んでいました。
とはいっても、まったく、字は読めない頃です。
でも、絵をみながら、なんとなく覚えている話を声に出して自分でよんだり、ときには、お話とはまったく関係のない読みを絵から想像して読んでいました。
読み取る力とは違いますが、想像する力をつけたいですよね。
絵本は、そんな子どもの心を育てるすばらしいものです。
下の娘は、まだ1才ですが、朝起きるとすぐに絵本を持ってきます。
とる本は、まだ選べていないですが、さっととって「読んで」と言ってきます。
また、何か絵本にあった出来事などがあると、すぐに本棚に行って、その絵本を持ってきます。
まとめ
絵本を好きになるとものは、絵やお話の世界を気に入るということです。まずは、親が絵本とつなげてあげることが大事です。
できれば、0才から、1日に2~3冊は読み聞かせをしてあげたいですね。
絵本のあることが当たり前になれば、自然と子どもは絵本を好きになっていきます。そして、大きくなったときに、自分で読むようになりますよ。