中古車を買うときに絶対にチェックすべきこと

これまでに5回中古車を買ってきて気を付けておくことがあります。

自分では当たり前だと思っていたことでも、いざ車が来てから「あれっ?」となった経験をレポートします。

 

少しでも安く中古車を手に入れたい

1.修理歴・事故歴なしを勘違いしてはいけない

 これは、「事故がなかった」「修理をした車ではない」ということではなく、車の骨組みに亀裂が入ったり、それを直すような損傷がない場合は、すべて「なし」になります。

 逆に「あり」の場合は、車の骨組みを1度修理していることになるので、耐久度が低くなっている可能性があると思ってください。

 そこさえ気にしなければ、修理歴ありの車は、安くなっていることが多いです。

 逆に、「なし」だったとしても、水没などの被害を受けている車もあるので、そこは、直接営業の方に聞きましょう。

 

2.車の色にこだわらない

 一般的に、「白」「黒」「シルバー」が人気色になります。だから、同じスペックの場合、中古市場では、変わった色ほど安くなっていることが多いです。水色、赤、黄色、緑など、人気色ではなくても、直接みたら意外といい感じの場合も多いので、色にこだわらないのも手です。

 

3.モデルチェンジが好評

 モデルチェンジが好評の車の場合、その前の型は時間がたつと値段が下がっていることがあります。それは、好評な車が中古市場に出てくるからです。これは、一概に言えないので、そこまで気にすることはありませんが、モデルチェンジした方が好評ということは、前の型の何かしらの不満が見えているはずなので、そこを交渉材料にするのもありかなと思います。

 

4.ライバル車の2番手の方を選ぶ

 例えば、家族が多いのでワゴン車が欲しいと思ったときに、トヨタなら「ボクシー」「ノア」となりますが、日産だと「セレナ」となります。この場合、やはりトヨタの方が少し値段が高めの傾向にあります。だから、あえて「セレナ」を選ぶ。そんなイメージです。自分が欲しい車のライバルもチェックしてみましょう。

 

5.次の章のポイントをつっこんで値引き交渉

 次の章では、当たり前だと思っているものが「無い」という場合を見つけた場合、値引き交渉の材料になるかもという部分です。

 例えば、シートに穴が空いている場合、修理する気はなくても、修理したら「20000円ぐらいかかるから、その分を値引いてほしい」と交渉してみましょう。いろいろ言ってもダメだったら、「じゃあ、半分負担して」と10000円値引きを最終決着に持っていくイメージです。

 

 

 

 

中古車を買う時にチェックすべきこと(値引き交渉の材料になるかも)

1.窓の日・雨除け(サンバイザー)

 付いていて当たり前と思っている方も多いかもしれませんが、最近は、見た目からつけない方もいらっしゃいます。後でもつけられるので絶対ではないですが、逆に言えば、後で値段がかかるということから値引き交渉の材料になります。

 

2.鍵

 確認すべきは、鍵の種類と個数です。最近の車は、キーレスが当たり前になっていて、カバンから出す必要がなくなっていますが、年式の古い車だと、鍵を差し込むタイプも存在します。また、1つを前のオーナーさんがなくしていることもあります。2つあって当たり前ではないので、これも事前に確認しておきましょう。

 

3.タイヤの溝

 タイヤの溝が数か月しか持たないような状態で売っていることはありませんが、チェックするに越したことはないでしょう。素人が見ても明らかにつるつるな状態であるなら、それは、そのお店を疑ってもいいかもしれません。また、それでお金がかかるのもおかしい話です。値引き交渉以前の問題です。当然、購入時に新品に交換してくれるところもあるので、聞いてくださいね。

 

4.車検までの日数

 これは、下取りの車も含めての話です。車検には、10万円前後かかります。下取りの車の車検日数が残っている。買う車の車検日数がほとんどない。どちらもあり得るので、車検日数がを値引き交渉に使ってもいいでしょう。当然、それもはじめから値段に含まれている場合もあるので。

 

5.電気系の製品

 〇カーナビ 〇バックモニター 〇ETC 〇ドライブレコーダー

がその代表でしょう。値引き交渉というよりは、つけてもらえるようにがんばる交渉で。

 

6.所在地からの輸送費

 昔は、他の支店にあったものを輸送しても、そんなに高くなかったのですが、最近は、輸送費も高く、サービスでもなくなってきています。当然。ほしい車が遠くにある場合もあるので、その場合は、かなりの輸送代もかかります。正直、旅行して取りに行く方が安いぐらいという場合もあります。お店としては面倒な客ですが、それくらいの勢いで交渉しましょう。

 

 

中古車を買う前に

 だれだって、安くお得に買いたいものです。しかも、中古車は、安いと言っても、何十万も何百万もする大きな買い物です。でも、いくら安く買っても、すぐに壊れるようじゃあ意味はありませんし、急な事態に困ってしまうかもしれません。また、命に直結する事故が起こりえるのも車です。安全にも気をつけたいところです。

 ちょうど、私の知り合いの25歳の子が、お金がないということで、込で30万の軽四車を買いました。古い車でしたが、本人は大満足。ところが、その2年目の冬、仕事に行く途中にコンビニへ寄ってから車に乗ると、エンジンがかからないということが起こりました。JAFを呼んで、バッテリーなどをみてもらったのですが異常なし。1時間。レッカーすることになったのですが、当然お金がかかります。その場で会員になって、3㎞走り、何とか会社へ。

 ところが、仕事が終わって車に乗ってカギを回すと、エンジンがかかったので、そのまま乗って帰りました。数日は、何もなく走っていたのですが、ある日、またエンジンがかからないということがあり困っていました。車検でそのことを伝えると、車検代は、予定よりも高い12万。

 結局、後で予定外の費用がかかってしまいました。また、今回のエンジントラブルは、停車時だったので良かったですが、走っている途中とかだと、事故につながっていたかもしれません。

 

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