【NP-45VD9S】ビルドイン食洗機が壊れたので自分で交換してみた
目次
- 1 食洗機は自分で交換できるのか?
- 2 自分で食洗機を交換してみよう
- 3 食洗機を自分で交換している様子
- 3.1 ① 電源コード(コンセント)、アース線を抜く
- 3.2 ② 止水する(我が家は一応3つ止めました)
- 3.3 ③ 食洗機を取り外すために前面の下にある止めパーツを外す
- 3.4 ④ 排水と注水のコードを2つともはずす
- 3.5 ⑤ 食洗機の蓋を止めて、引っ張りぬく
- 3.6 ⑥ 土台パーツを付け替える(同じ機種にするとこの作業がはぶかれます)
- 3.7 ⑦ 排水ホースと注水ホースを付ける
- 3.8 ⑧ ホースが絡まないように、新しい食洗機を入れる
- 3.9 ⑨ 電源コードとアース線を取り付ける
- 3.10 ⑩ 止水していたところを解放する。
- 3.11 ⑪ 新しい食洗機の中に余計なものが入っていないかを確認して試運転する
- 3.12 ⑫ (補足)べニア板のつけ方
- 4 15年使った食洗機を自分で交換してみたのまとめ
新しく家を建てたころすべてが新品で気持ちのいいもの。
ただ、10年を過ぎてくると、いろいろなものが壊れたり買い替えが必要になったりもします。
今は、家を建ててから15年以上経ちますが、これまで取り換えたもの。
・浴室乾燥機(約12万)
・リビングのエアコン(約20万)
・冷蔵庫(約18万)
・給湯器(エコキュートへ)(約70万)
・洗濯機(約9万)
・インターホン(約2.5万)
と、こんな感じで買い替えてきました。
そして、とうとう先日食洗機が動かなくなったのです。
修理も考えましたが、15年以上たっていることから、電気製品としてはがんばってくれたと思い、交換を決めました。
今回は、食洗機を自分で交換してみたことをレポートしたいと思います。
ちなみに、機種は、NationalのS46EW2からPanasonicのNP-45VD9Sへの交換です。
食洗機は自分で交換できるのか?
1.食洗機の交換は難しくない。面倒なだけ。
特別な資格はいりません。メーカーや台所の作りにもよるかもしれませんが、最近のシステムキッチンでは、とくに難しくないようにYoutubeを見ながら感じたので、やってみようと思いました。
ネットで注文しようとしたところ、Panasonicの同じ製品の後継機は、約10万(103500)でした。大きさや最新モデルにもよりますが、約9万~12万というところが相場のような感じです。
2.電気屋さんに頼むとどのくらい?
実は、2年前に母が同じモデルのものを交換してもらったのですが、20万かかったそうです。
出張費や技術料、解体したものの処分費・・・など、いろいろついたのでしょう。
そう考えると、自分で交換すれば費用は半額になるということですね。
3.自分で交換するデメリット
① 解体したものを処分しに行かなくてはいけない
これも、重たくて面倒というだけです。力が弱い方は、一人では重たいので、2人以上必要です。
② 肩がこる
狭い所に手をつっこんだりする必要があるので、いろいろな態勢になります。腰痛持ちさんや肩こり持ちさんには、次の日、ちょっと覚悟がいるかもしれません。
ちなみに、私も肩が凝って腕が張りました。
③ めったに使わない道具が必要かも
普段、セルフで何もしていないという方は、そもそも道具がないかもしれません。
次で、道具を紹介しますが、そのためだけに買うことになるかもしれませんね。
自分で食洗機を交換してみよう
一番楽に交換する方法を考えてみる
①交換手順と時間(労力)を一番小さくするには
Youtubeの交換動画を3つほど視聴して思ったのは、同じ機種だと楽なのではということです。
つまり、壊れた機械を交換するだけで、土台を交換する必要がないからです。
当然、15年もたったときに、同じものが販売されているわけはないのですが、調べてみると、後継機で大きさも同じと紹介されていました。
当然、消耗品(ゴム製品等)は、交換した方がいいのですが、土台は、もともとしっかりとした作りになっています。メーカーを替えたり、家族が増えたから、食洗機を大きくしたいという人は、無理ですが、私は、同一機種(後継機)を取り換えることで、土台を替えずにやりました。そのおかげで、初めての作業で悪戦苦闘はしましたが、1時間もかからずに交換が終わりました。
もう1回やってと言われたら、今だったら、30分はかからない自信があります。
ただ、デメリットは、交換し終わっても、新品のパーツが残っているので捨てにくい(保管する)ことですね。これも、すべて交換していれば、古いパーツは躊躇なく捨てることができます。
まあ、また、10年以上経った頃に交換があると思うので、そのときは、すべてのパーツを交換したいと思います。
②必要な道具
私が使用したのはこの4つです
・電動ドリル(手で回すより圧倒的に楽)
・大きなスパナ(六角のナットを回す必要があり、しかもまあまあでかい)
※この大きさはなかったので、ホームセンターへ行って2000円で購入してきました。
・ハサミ(排水コードをとりはずせたら必要はありません)
・ライト(中を照らすもの)
※必要ない場合もありますが、私は、小さく作業するのが苦手なので、必要のない排水ホースは、はずさずに、先に切って古い食洗機を抜きました。おかげで、楽にホースを外すことができました。
食洗機を自分で交換している様子
※一人でやっていたので、最低限のところしか撮影できていません。申し訳ないです。
まず、下にあるパネルを抜くと中が見えます。
その中から作業が始まります。
① 電源コード(コンセント)、アース線を抜く
私も初めて下を見ました。我が家の電源は、こうやって引っ張り出すことができましたが、すべての家がそうだとは限らないので、手を突っ込んで、アース線と電源コード(コンセント)を抜く場合もあると思います。
② 止水する(我が家は一応3つ止めました)
この3つもも止める必要があるのかはわかりませんが、とりあえず、システムキッチンすべてに水が流れないようにしました。最低限、食洗機側の止水栓は完全に止める必要はあるかと思います。
③ 食洗機を取り外すために前面の下にある止めパーツを外す
外してから写真を撮っておけばよかったと思ったので、写真がありません。ちょうど、この位置(左右にあります)のネジを外して、前に引き抜くと、台と食洗機をつなぎとめるバーのような固定パーツがはずれます。これは、新品を取り付けるときにも使います。しっかりと残しておきましょう。
④ 排水と注水のコードを2つともはずす
一番苦労したのが、この2つの外し方です。緑の方は、なかなか抜くことができず苦労していました。そもそも白い部分からホースを抜く必要がなくて、白い部分を元から抜けばよいのですが、それが分からなかったからです。だから、ホースを切りました。切ろうを決めていたので、赤い方もゴムホースを切ってから抜いたので姿勢が楽でしたね。
おかげで、白い部分を抜くのも簡単でした。今となっては切らなくてもできると分かってはいますが、かなりしんどい体制でやる必要があるなあと思います。だから、作業が楽になるので、あとで転売とかの必要がないならホースを切ることを圧倒的にお勧めします。
また、中に高い確率で水が残っています。下にタオルを用意しておきましょう。
⑤ 食洗機の蓋を止めて、引っ張りぬく
引っ張り切れば、自然と全部が抜けてきます。
※私は、ひっぱってから排水ホースを切ったので、まだ排水ホースがつながったまま残っていますが、④の作業が終わっていればきれいに抜きとることができます。
ついでに、きれいに掃除をしました。
何気に息子が持ってきてくれたライトがすごく役に立ちました。100均商品です。
最初は、懐中電灯でやっていたのですが、このライトの方がすごく良かったですね。
⑥ 土台パーツを付け替える(同じ機種にするとこの作業がはぶかれます)
⑦ 排水ホースと注水ホースを付ける
※排水ホース(左)は、新品の取り付けパーツが一緒についていたので、とりかえました。
⑧ ホースが絡まないように、新しい食洗機を入れる
※中に入ったら、③ではずした固定パーツを取り付けましょう。
新しい食洗機は、たくさんのテープがついているので、ゆっくりみてすべて外してくださいね。
⑨ 電源コードとアース線を取り付ける
⑩ 止水していたところを解放する。
⑪ 新しい食洗機の中に余計なものが入っていないかを確認して試運転する
試運転中も水漏れがないかを確認してから、下のパネルをつけることをおすすめします。
以上になります。
こうやってみると、そんなに難しくないと思いませんか。今回は、あくまで参考程度に見ていただき、作業する前に、しっかり説明書を見てくださいね。
※あと、システムキッチンの色と前面を合わせられなかったのは、後継機とはいえ、前パネルの大きさが変わっていたので、つけていません。気になる方は、自作してください。薄いべニア板にリメイクシートを張ってとりつければ簡単にとりつけられますよ。
⑫ (補足)べニア板のつけ方
下のパネルもそうですが、本体も銀色の枠の下側のネジをすべてはずして、サイドと上側のネジはゆるめるだけにして隙間を作ります。そこに板を入れて、もう1度締めなおせば完了です。
15年使った食洗機を自分で交換してみたのまとめ
こうやってまとめてみても、すごくシンプルな作業でした。
Youtubeを見ていても、システムキッチンが違えば、止水する栓やコンセントの位置も違うので、ちょっと不安があるかもしれません。でも、やることは同じです。
私も、こうしたことをしたことは、まったくありませんでした。あくまで、節約をしないといけない状況なのでやっています。
同機種(後継機)でも、まったくバージョンが変わっているかもしれませんので、そこは、大きさなどをしっかりと調べてください。深さの違う似た機種もあります。気をつけましょう。ちなみに、土台を付けるのも、そんなに難しくはありません。時間がある方は、ぜひ、チャレンジしてみてください。