【DWEディズニー英語システムって効果があるの?】1才から3年間使ってみた率直な感想
目次
DWEディズニー英語システムを3年間使ってみた感想
大学院で学校心理・発達健康教育を学んだJJです。
子どもができたら、そのうれしさが大きくてかわいくて・・・
でも、1才ぐらいになると・・・
英語って習った方がいいのかな?
なんて考えてしまいますよね。
でも、週1、2回の英語塾だけでは、結局しゃべれないまま・・・という話も聞きます。
そこで、ネットで調べてみると大きく紹介されているのが
DWE「ディズニーの英語システム」でした。
1歳で説明をきき、お試し体験を経て、家族で話し合い、やってみようと決めました。
その3年間の結果を、できるだけコンパクトにまとめてみます。
今、DWEをどうしようか検討されている方
どのセットを買えばいいのか検討されている方
の参考になればと思います。
当、ブログは、決してDWEを勧めるものではありません。
良かったこと、悪かったこと、向いていない家庭
の視点で、しっかりとお伝えし、検討の材料にしていただければと思います。
DWEディズニーの英語システムの3年間の結果
【1】発音は確かにきれい
今、4歳3か月の息子です。
音声の方が分かりやすいと思って撮ってみました。
発音は、2歳ぐらいからキレイだなあと思っていました。
【2】英語と日本語両方とも覚えているものが多い
物の名前や動物の名前は、だいたい英語でも日本語でも言うことができます。
動物や色など、基本的に身の回りにあるものは、なんとなく、英語でも言えるようです。
【3】外国人にびっくりしない
どうでもいいことかもしれませんが、日本のテレビだと基本的に日本人しか出ていないのですが、DWEの映像に出てくる子どもや大人は、全員が外国人です。だから、外で外国の人と会っても、外国人だという目で見ていないようです。そういう意味では、グローバルかもしれませんね。
3年間DWEディズニーの英語システムを使ってよかったこと
間違いなく、楽しく「耳」が育ったということです。
第1章の②と③は正直、どうでもよくて、結局、小さい頃から英語をする利点は、覚えるとかそういうことではなく、耳ですよね。いわゆる「L」と「R」の発音とか言われるやつです。
そういう意味では、しっかりと身についていると思います。
基本的に言葉の習得は、インプットとアウトプットの繰り返しなんですね。
英語が話せるで有名なのが、スピードラーニングです。でも、正直、子どもに聞き流しは集中できません。
でも、DVDやCD,英語でのお話など、映像があるからこそ、子どもは自然と音と映像を結び付けています。
例えば、ディズニーの英語システムには、DVDで映像とお話を聞きながら、実際に絵本をめくっていくものがあります。これを繰り返していると、英語を日本語に訳しているわけではないけど、CDのお話だけでも、ページをめくれるようになっていました。また、ちょっと聞くだけで、「これは、〇〇が〇〇したところやで」と教えてくれます。
1番良かったのはタッチペンです。
絵本にある絵やシール、ポスターをタッチペンで触ると、それを英語で説明してくれるんですよね。
まだ言葉もろくにしゃべれないころから、楽しそうに遊んでいまました。
こうやって、インプットで日本にはない発音をどんどん吸収していきます。その吸収となるとCDとかDVDになるのですが、ディズニーの英語システムは、遊びながらになるんですね。
DVDに出てくるおもちゃが実際に家にも届いています。だから、子どもが真似できるし、大人もその真似をして一緒に遊びます。
とにかくインプットをいろいろな方法で、遊びながら楽しんでいました。
3年間DWEディズニーの英語システムを使って悪かったこと
正直、金銭面以外で悪かったことはありません。
まず、最初の金額が高いこと。本当に高いです。
そして、イベントなども利用したいと思おうと、月々の会員費もかかります。
でも、結果的には、こんなもんかあと思います。
なぜなら、
「やぶれたり破れたりしても交換が無料だとうこと」
これは、大きいと思います。まず、小さい子なので、乱暴に扱ったりやぶったりしますが、郵送費はいりますが、無料で新品と交換してくれる。これは、安心して、子どもに触らせることができます。高いと、「壊れたら・・・」、「できなくなったら・・・」と思って、子どもだけで自由に触らせられないですよね。例えば、DVDやCDをデッキに丁寧に入れるなんて、子どもは、はじめは下手ですから。でも、交換できるという安心感があるので、子どもにやらせてあげることができます。
実際、この3年間で、DVDプレーヤー、タッチペン、CDの3種を交換してもらっています。それ以外もボロボロになっているものはありますが、テープで張っています。また、下の子が大きくなったら、交換してきれいなものをと思っています。
また、別のサイトでなるほどっと思ったのですが、「使わなくなったらもったいない」と思っている人は、売却があることを忘れずに。DWEは人気があるので、年数が早ければ、それなりの値段で売れます。中古品で、だいたい40%ぐらいのお金は戻ってくると言われているそうです。
DWEディズニーの英語システムに向いていない家庭
まず、これは、私の考えだとういうことをふまえて読み進めてください。
①子どもに関わる時間が少ない家
何でもそうだと思うのですが、親子で取り組まないと、子どもはすぐに別のものに興味を持ってしまいます。
うちも、一時期、アンパンマンに夢中になって、DVDとか見なくなりました。おもちゃも、車やトラック、ブロックばかりで遊んでいました。
でも、家族で一緒に遊んだりすると、子どもはどんどん乗ってきました。
②映像を見て安っぽいと思ってしまう家
正直、DVDの映像は、日本のアニメに比べて、すごく安っぽいです。これで、こんな値段もするのかあと思ってしまうと、価値を感じなくなると思います。でも、昔のアニメの映像と今のアニメの映像を比べると、昔はやっぱり安っぽいですよね。でも、当時はそんなこと思っていませんでした。見た目ではなく、効果をしっかりとみることが大事です。
③この教材だけで英語が話せると思っている家
そういう子もいるかもしれませんが、正直、無理です。しっかりとイベントに参加したりすることで、アウトプットの機会が増えます。親が英語を話せるなら家だけで完結できるかもしれませんが、せっかくいい耳が育ったのに、親の下手な発音を聞かせるのはもったいないなあと思います。
この教材だけでいいと思っているなら、中古品を買うのがいいと思います。耳が育てばいいと思っているだけならなんとかなるでしょう。でも、この製品だけで英語が話せるということは、難しいと思います。
④イベントに参加できない家
ディズニーは、都会に行かなくてもけっこう地方でもイベントを開いてくれます。例えば、「こんな使い方があるよ」という教材の遊び方だったり工夫を説明してくれる会や、英語劇などがそうです。まだ、電話で歌を聞いたり、英語で会話したりというイベントもやっています。そして、イベントの参加数やチャレンジ数で、特別な帽子がもらえたり、デザインや色が変わったりするのも、子どもがやる気を出すポイントになっています。
イベントに参加するから、がんばろうと思ったり、興味を持ちなおしたりしていると思います。
そうした、イベントに参加できない家は、向いていないというよりもったいないなあと思います。
DWEディズニーの英語システムどれを買えばいい?
したいけど、どれを買ったらいいのだろうと迷っている家もあると思います。
安いものを買っても、ABCクラブに参加できたり、イベントに参加できる会員にはなれますから。
当然、中古品を検討しているところの参考にもなると思います。
基本的に、小さい頃は
- play a long
- sing a long
- taik a long card
- ミッキーのタッチペン
このあたりがメインになると思います。
だから、ミッキーのタッチペンまでのセットは欲しいところですね。
カードを使って聞いたり、DVDを上手に操作できるよりも、タッチペンを使えるようになる方が早いので。
早い段階で、一人で遊び始めますから。
このあたりを押さえておけば、あとは、大きくなっても使うかどうかだと思います。
大きくなったら使うかもしれないけど、ほとんど使っていないもの
それは、クイズ形式に問題をしていく
step by step です。
すごく実践的なんですね。英語の力をしっかりと付けたい方には必要になってくると思います。
ただ、4歳の子は、意味は分かっていないけど、難しいもので遊んだりして英語にふれてはいます。
DWEディズニー英語システムのまとめ
英語がしゃべれるようになれば、未来の選択肢が広がるでしょう。もしかしたら、十数年後には、当たり前のように英語がしゃべれる必要があるのかもしれません。
DWEだけがすべてではありません。
ただ、これだけ大きなものが家にあることで、英語をがんばろうという家庭方針が1本できます。
中学の英語の先生に聞きましたが、しゃべれるようにならなかったとしても、絶対「耳」は育つよと言われていました。
実際に、それを実感できています。
そういう意味でも、我が家では買ってよかったと思っています。
おまけ:いつから、子どもの耳(ヒアリング)は完成するのか?
大学の授業で、こんな実験の紹介がありました。
英語ではないけど、どこかの国の言葉(忘れました)を、別の国の赤ちゃんにずっと同じ発音をきかせます。そして、似ているその外国独自の発音に急になります。正直、日本人の私たちには、その違いがわかりません。でも、違う国でも赤ちゃんは、変わった瞬間に反応するんです。違いが分かっているんです。でも、2、3歳になると、変わっても反応しなくなります。つまり、2、3歳の時点で聞き分ける耳(ヒアリング)は、完成してしまっているというわけです。
だから、英語の早期教育が言われているんですね。