【考える力】創意工夫の力をつける子育ての方法

「創意工夫」という言葉。

与えられたものでしか遊べない子よりも、今目の前にあるものを見て新しい遊びを考える力のある子に育ってほしいと思ったことはありませんか?そして、それが自分の生きる道を作る力になると思っています。

私は、そう思って子育てをしてきました。

そして、長男はいろいろなものを作ったり考えたりすることが大好きな子になりました。

今回は、長男が「創意工夫」できる子どもになった理由を自分なりに考えてレポートします!

「作る」という点でのみの考察です。いろいろシリーズにして追及していきたいと思っています。

これは、個人の考えであり、証明されているものではありません。あしからず。

7歳の息子が考えて作ることが大好きなった理由

 

①材料をとにかく置いておく

 ミニマリスト生活とか断捨離とかが流行っていますが、我が家は、とにかくいろいろなもの(材料)を置いています。

材料の部屋があるぐらいです。将来子どもたちが寝るだろうなと思って買っておいた2段ベットの上は、段ボールと作品置き場。

2段ベットの下は、衣装ケースを使ったいろいろな材料置き場になっています。

 しかも、長男と長女で、それぞれの材料を分けておかないと気が済まないので、その入れ場所まで作っているので大変です。

 でも、とにかく子どもが「置いておきたい」と思ったものは、できるだけ置いてあげるようにしています。

 そして、たまりすぎないように、こっそりと分別しています。最近、長男は、声をかけると自分で分別できるようになってきました。

 

②工作番組を見る

 例えば、NHKの「ノージーのひらめき工房」などがそうです。あと、ものづくりの本や子どもの科学実験の本などを家に置いています。というか、子どもが欲しがるようになったので買ってあげました。

 

③親が一緒に作る

 子どもが、あのおもちゃほしいと思っても、がまんさせることってありますよね。そんなときに、段ボールとか工作用紙で作れないかな?なんて話をふってみます。当然、子どもだけでうまくは作れません。

 そんなときに、「お父さんが作ってあげよう」というのではなく、「お父さんの分を作ろう」と楽しそうに作るのです。すると、子どもも、「自分の分を作りたい」と言って作り出します。お父さんが作った分は、貸してあげます(結果としてあげているのですが)。

 まず、設計図を作ることを教えました。

 そうすることで、頭の中のものを整理することができるようになります。

 そして、形にできないときは、手伝ってあげます。この作業が一番大事だと思っています。

 なぜなら、作り方のかいてある本があれば、ハサミなどの技術があればどんどん作れますが、0から作り上げる(想像する)力は、つかないからです。

 でも、知識も何もない状態で0から作ることは難しので、今積み上げていく経験が、いつか想像する力に変わると思っています。

 

④工作部屋を作る

 ①とちょっと似ているのですが、工作する場所を作ってあげました。

 ただ、結果としては、リビングに戻ってきてしまったのですが、工作場所を作ることで、一人でもくもくと作りたいときにこもることもあったので、結果としては良かったと思っています。

 

 

JJ家の声かけの工夫

 

①「考えること、作ることが楽しいんだよ」

 ものを作ってもすべてを置いておくことはできません。壊れたから捨てるは仕方がないと子どもも理解できますが、「いるかいらないか」ということだけで判断すると、なんでも置いておきたいになってしまうこともあります。

 遊んでいる回数や様子を見て、親が捨ててもいいなと思ったときに、子どもが「遊ばないけど捨てたくない」というい状態のときに使っている言葉です。

 もう1つの言葉が・・・。

 

②「1つを捨てれば、1つ新しいものが飾れる」

 ①と同じなんですが、この言葉も大事だと思っています。

 ものを置いておく場所が必要になります。しかし、それがある限り、新しいものを作っても置く場所がありません。

 作ることを楽しむうえで、作ったものを置く場所を確保することは大切だと教えています。

 

 

小さいころからいろいろ作ってきた子どもたち

 保育所へ行くときには、ハサミやカッターナイフなどを使えるようになっているので、先生たちから「上手だね」とほめられるようです。のりやセロハンテープの扱い方なども慣れているので、さっとやってしまうようです。

 あと、折り紙とかも得意になっているので、保育所とかで、困っている友達に教えてあげたり、早く出来上がるので、友達の分も作ってあげたりして、これも、先生からほめられています。

 小学校に行くころには、追い付かれる部分ではあるのでしょうが、一時だったとしても、「得意」なこととして自信を持って活動できることが1つでもあれば、それだけで、保育所や幼稚園、学校へ行くのも楽しいかなと思います。

 ちなみに、5歳娘は・・・。

 小さいころに、お兄ちゃんがいろいろできてしまうので、「できない。作って!」と頼ってしまうこともありましたが、なんだかんだで、自分でできることも増えてきて、お兄ちゃんがもくもくと自分で作っていると、遊び相手がいないからか、それとも、楽しそうと思うからか、自分でいろいろ作るようになってきました。やっぱり女の子なので、お料理おままごとなど家庭的なものが多く、お絵かきや色塗りも本当に大好きです。

 お兄ちゃんも小学生になり、行動時間が一緒ではなくなってきたので、こっそりと「ノージー」を見て、レジスターとかを作ってお兄ちゃんをびっくりさせたりしていました。

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