【マイホームを計画している人必見】子どもが生まれる前に家を建てて失敗した私の実体験!!

子どもが生まれる前にマイホームを建てて失敗した私の実体験!!

 

子育て奮闘中のJJです。

私は、結婚生活5年目の12年前にマイホームを建てました。

 

建付けの悪くなった家に住む女で一人で育ててくれた母親と一緒に暮らすためです。

 

その頃は、子どもがいなかったので、子ども部屋など用意はしましたが、

そこまで意識がなかったというのが現状でした。

 

いざ、子どもが生まれるといろいろ不便なところがでてきました。

「もっとこうしていればよかった」

「もう少しこうだったらいいなあ」

など。

当然、今、アパートなどに住まれていて

子どももいらっしゃる家庭は

現状がはっきり分かると思いますが

 

まだ、子どもがいない家は

実際に子どもが生まれたときに

どのような家を考えていればいいのかの参考になると思います。

 

また、自由設計(自分で要望を伝えて建築してもらう)での

ちょっとした「不満」や「業者の心理」などをお伝えできたらと思います。

 

マイホーム設計で後悔してること

【1】外観:防犯性のための砂利

今思えば、この砂利という選択肢は、業者側が、材料費を抑えるためのものだったのではと思います。

庭を砂利にすることにより、一番困ったのは、自転車です。

最近の自転車のスタンドは、ほぼ片側です。

片側スタンドだと、砂利では、下に沈み込んでしまい、倒れてしまうのです。

今は、鉄板を置いて対応していますが、格好が悪い。

 

庭などに砂利を引くのはいいですが、

子どもが生まれたときの「自転車置き場」のこともふまえて、外観の計画をたてましょう。

 

【2】エアコンの位置と電源位置

エアコンの電源をとるため、エアコン用の電源を壁につけることになるでしょう。

ただ、逆に言えば、エアコンの位置だけは、決まっているということです。

エアコンの位置によって、直接風に当たりやすい場所というのができます。

私は、そうしたエアコンの風に当たるのが嫌なのですが、テレビの位置などを考えると、

どうしてもソファー側にエアコンの風がくるのです。

また、寝室のエアコンの位置は、ちょうどタンスを置いたところになってしまい、

逆に、寝室は、エアコンの循環が悪い状態にあります。また、タンスに直接あたるので、

タンスの上にあるほこりが舞ってしまうということになります。

 

設計の段階では、ある程度家具の配置を決めて(設計者側にどんな家具を置くのか伝えておく)

設計をお願いしましょう。また、普通の電源の位置なども本気でこだわりましょう。

 

【3】子ども部屋収納

正直、あとで収納家具を買うより、あらかじめ収納できる作り付けの方が便利です。

まず、掃除。家具を置く以上、かならず隙間ができて、その隙間にはほこりがたまります。

家具を買い替えるという楽しみはできますが、日常生活だけを考えれば、テレビの置く場所も含めて

あらかじめ建てつけている収納にしてしまう方が、掃除もしやすく安定します。

とくに、収納家具を増やしていくと、死んでいく窓がでてきてしまうこともあるというデメリットもでてきました。

子どもができて、おもちゃの収納場所などを作ると、カーテンが邪魔になったりして、開け閉めしにくい窓ができたり、

逆に、窓があるから、収納家具が置けないということもでてきました。

収納能力を高めるならば、本棚や机などもあらかじめつけておくと楽だなあと感じます。

また、同じになりますが、家具を置く位置を決めながら、設計していきましょう。

 

【4】天井が高い吹き抜けはいらないかも?

メリットもあるし、空間が広くなるのでそうした暮らしを求めるのならいいですが、

単純に、エアコンなど大きなものを買う必要があり、無駄なスペースに感じます。

とくに、夏場などは帰ってくると暑くなかなか冷えません。見た目はいいですが、光熱費が高くなるかも?

 

【5】節電にならないソーラーパネル

とくに、後付けでソーラーを付けたからかもしれませんが、ソーラーパネルと屋根の間に空間があります。

すると、鳩が巣を作ってしまいました。鳩の糞のせいで、樋(水が流れるところ)がつまってしまい、草が生えたりしました。

鳩の駆除は、調べたところ法令で禁止されており、専門の業者にお願いする必要があります。

その費用は、〇十万単位なので、せっかくソーラーを付けても節電が意味のないものになってしまいます。

また、売電価格もかなり下がっているので、蓄電池も一緒に購入しましょう。

 

ソーラーパネルは、屋根に密着したタイプにしましょう。

 

【6】電話のつながるところはいろいろ

基本的に電話は子機があるので、親機は留守電さえ聞ければいいかもしれません。

しかし、インターネットなどは別です。wi-fi環境を作ることを考えて、真ん中にしたりメインで使う場所が決まっているならその近くにするのも1つですが、

直接有線でつなぐ方が、速度が速いことは間違いありません。そう考えると、電話の位置だけではなく、パソコンをどこで使うかを考えておきましょう。

また、よく分からないなら、いろいろなところに電話がつけられるようにしておくといいかもしれません。

【7】2階の窓のシャッター

これも、業者の方に言われて、「2階は、シャッターはいらないですね。」と。

理由を聞くと、「見た目が悪くなるし、2階は、泥棒が来ないから」と言われてそういうものかと・・・。

ところが、よく考えると、最近のシャッターは、蛇腹式なのですごくシンプルで見た目も悪くない。

台風のときの暴風対策や、冬の結露など、シャッターを閉めているとほとんどないことから、シャッターは必要だったなあと思います。

窓も、最近は、2重窓なので、窓に結露は起こらないですが、周りのアルミの部分は結露します。

特に、冬場は、シャッターを閉められた方が便利。そして、防犯・災害対策としてもあっていいと思います。

 

 

マイホーム こうして良かったこと

【1】すべての部屋がつながっていて行き止まりがない

これは、劇的ビフォーアフターを見ていて「導線」を意識して作った結果です。

リビングを中心にして、すべての部屋がなんらかしらでつながっているので、家族は必ず顔を合わせます。

今は、まだ子どもが小さいので当たり前ですが、思春期を迎えても、必ず顔を合わせる空間にあるので、子どものちょっとした変化にも気づきやすいと思います。

※あと、劇的ビフォーアフターを見ていて、狭い部屋で一緒に寝ている家族ほど仲がいいなあと思ったのも理由にあります。

 

【2】洗濯機からベランダが近い

我が家は、上にお風呂場を作り、そのまま洗濯機のある洗面所となりました。

そのため、洗濯をした後、洗濯籠を持ち運ぶ距離が短く、大変便利です。

 

【3】室内物干し

最近は、浴室に洗濯物が干せるようになっているのですが、部屋に取り外しできる物干しがあると便利です。

理由は、2つ。

1つ目は、子どもがいると子どもがごはんを食べているときや、遊んでいるときに、子どもの様子を見ながら洗濯物が干せるから。

ベランダだと、出ないと干せないので、子どもが、ごはんを食べているときに干せないのです。もし、子どもがごはんを食べているときにベランダにいくと、ほぼ、子どももごはんを食べずにベランダにやってきます。だから、室内ですべての準備をしてしまい、様子を見て、干された洗濯物をベランダに持っていくだけ。これなら、1分もかかりません。

2つ目は、雨や出かけて帰ってきたときに、洗濯物を避難できるから。洗濯物をたたまないけど、中に入れないといけないときに、床を占領することなく、また、洗濯物がくしゃくしゃにならずにすむので、本当に便利です。

後付けもできますが、後付けだと、重たいものを干すので、どこにでも物干しがつけられるわけではありません。はりのある強い木のところとなるのです。ですから、事前に位置を決めている方が、自分の好きなところにつけることができます。

ちなみに、我が家は、ベランダの窓のところと、リビングの窓のところの2か所に設置しました。

 

まとめ

マイホームにしても、マンションの購入にしても、高い買い物をするなら、こだわって作りたいもの。

ここにあげているものが、すべての家庭に合うとはかぎりません。

でも、住んでしまえばどうとでもなるだろうではなく、本気でこだわって、こだわって設計してもらいましょう。

そのためには、面倒ですが、置く家具、買う家具の大きさをしっかりと調べて、設計士さんにお願いしましょう。

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