【節約】蓄電池を設置したらどれくらいお得になるのか?

 4月に電気温水器をエコキュートに交換していたのですが、太陽光の売電が格安になり、何度か「蓄電池」について調べたことがありました。

 結果としては、もとは取れない感じのシュミレーションではあったのですが、緊急時のことや環境のことを考えて「蓄電池」を申し込むことにしました。

今回は、蓄電池を取り付けた5月末から6月にかけての1か月の電気代をレポートします。

 

 

蓄電池でどれだけ電気代がお得になったのか?

業者さんの話では、蓄電池と太陽光パネルの力で、2~3000円ぐらい変わるということでした。

 

では、比べてみましょう!

【2021年6月】

【2022年6月】

まず、値段だけを比べると6435円減っています。

まず、5月にエコキュートでの3700円節約と同じ結果とだとして、3700円を差し引いてみると・・・

2735円安くなったとなりますね!

夜の電力量の減りは、エコキュートのおかげですが、朝と日中も大きく減っていることがわかります。これは、蓄電池のおかげですね。ちなみに、太陽光パネルは10年以上前から設置済みです。

 

 

蓄電池を10年間使った場合

まず、蓄電池がどれくらい持つのかということを考えると、最低10年という感じだと思います。

メーカーさんも10年間の保証を付けてくれました。

それでも、15年は持つかもしれませんが・・・。

まずは、最低の10年間として考えて・・・

この結果から、

2735円/1か月×12か月=32820円

32820円/1年×10年=328200円

つまり10年で約33万円節約

ちなみに、今回の蓄電池の設置費用は、約140万円かかっています。

まったくペイできない金額ですよね。しかも太陽光パネルは、10年以上使用しているので、寿命は、あと15年ぐらいです。ただ、10年以上前は、寿命が20~25年と言われていたのですが、結果としては、20年以上経った太陽光パネルも80%ぐらいの発電量があるそうなので、合計30年ぐらいは使えそうです。

 

 

蓄電池と太陽光パネルでどのように節電できるのか?

さて、蓄電池はどのようにして電気代を節約してくれるのか?

①夜間電力で蓄電

 日中よりも夜間の方が電気料金が安くなっています。その夜間に電気を蓄電池にためて、朝や日中に使うという感じです。

②太陽光発電で蓄電

 太陽光パネルがある場合、日中に太陽の光で充電します。発電量にもよりますが、日中に家で使われている電力の余りが蓄電池に充電されます。さらに余った分は、売電されます。

 特に、日中の間、仕事や学校などで家にいらっしゃらない家庭はほとんどを蓄電に回せます。

 

 

蓄電池節約のまとめ

蓄電池を付けて節約しようと思うのは、ちょっと無理かもしれません。また、安い蓄電池も売ってはいますが、大手メーカーでなかったり実績年数が少ない会社に関しては、機械商品なので保証とかの面で、やはり不安があります。

私は、今回京セラさんにお願いしました。

また、蓄電池にも容量があり、蓄電能力が高くなればなるほどもっとたくさんの電気代をうかすことができますが、蓄電池代が高くなってしまいます。

蓄電池は、お得というよりも、災害時のためにという部分が大きいかなと思います。

あと、夏や冬場の電気供給量不足の助けにもなりますね。

 

 

今回は、県からの補助金で10万円ほど返ってきそうです。ただし、補助金も予算がなくなるとその年の補助金は終わりです。また、年度初めに計画が発表され、継続(減額や増額あり)するかしないかは、わかりません。実際に、話を聞き始めた3月には、補助金は終わっていて来年度も歩かないかという話は一切ありませんでした。

 

それでも、現在、エネルギー不足が最近ニュースになっています。もしかしたら、近い将来補助金が今以上に拡充するかもしれません。それを期待して、もう少し待つのも手かもしれません。ただ、ものの値段は上がっています。蓄電池自体の値段が大きく上がるかもしれません。難しいところです。

さて、私の家の太陽光パネルは発電量がある程度大きいので、朝に使われている電気量よりも太陽光パネルで発電される量の方が多いです。つまり、夜間に蓄電しすぎると、太陽光の無料分が格安で売電されてしまいます。

次の日が晴れの場合は、夜間の蓄電は少なくして、次の日は曇りや雨の場合は、しっかりと夜間で蓄電させることを設定していけば、もっと節約できるかもしれません。

あと、朝にエアコンを使うようになれば、太陽光発電だけではまかなえなくなると思います。その場合も夜間蓄電が大事になります。

夜間蓄電時間の設定は、10秒ほどで終わるので、簡単です。細かく設定して節電効果をみたいと思います。

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