元小学校教師が自分の子どもに見せたい漫画(アニメ)5選

日本の代表的な文化に漫画(アニメ)があります。

しかしながら、一昔前は、漫画(アニメ)は低俗文化として、大人は子どもに見せたがらないところもありました。

その理由も何となくわかります。

ただ、漫画(アニメ)から、学べることも多くなっています。漫画(アニメ)の名言とネット検索すれば、いろいろな言葉が出てきます。

そして、心を熱くしてくれます。

今回は、世間一般的に「有名な漫画」とか「最高の漫画」と評価されている漫画ではなく、私自身がその時・その瞬間に大きな影響を受けたというか、人生を支えてくれた漫画を紹介します。

これは、もし子どもが漫画好きになっているなら、我が子にも読ませたいと思っています。

 

 

自分の子どもにも読ませたい漫画(アニメ)5選

克・亜樹先生のはっぴぃ直前(全6巻:小学館)

 これは、中学時代に、友達の家にあった漫画です。克・亜樹(かつあき)先生は、最近、エッチな漫画を描いていますが、週間少年サンデーという王道の少年雑誌で連載していた若いころの漫画です。アニメ化はなし。

 簡単に言うと、勉強のできない主人公が、家庭教師の女性に恋をして、いろいろな約束や目標を共有しながら、勉強(人生)をがんばって好きな人に認められたいという思いから駆け上がっていく青春漫画となっています。

 まさしく、中学時代に受験勉強に疲れていたときに、自分自身を奮い立たせてくれた漫画でした。

 

 

今泉伸二先生の空のキャンパス(全5巻:集英社)

 これも中学時代。自分で買った数少ない漫画の1つです。アニメ化はなし。

 簡単に話をまとめると、幼少期にヒーロー気取りで遊んでいた主人公が、体操をしていた子ども(ライバル)の月面宙返り(ムーンサルト)を見せられてあこがれを抱きます。その後、突然いなくなってしまったその子(ライバル)と勝負(対決)するために、体操を始めた主人公。ただ、その幼少期に大きな怪我を負って後遺症をもちながらの体操選手としての人生。どんなに苦しい場面でも、その対決だけを夢見てその夢を叶えるためだけに頑張り体操を続けていきます。ただ、そのライバルと再会でき、対決をしたのだが・・・、そこには大きな大どんでん返しがまっていました・・・。

 とにかく、泣きました。感動しました。努力と根性とエネルギーが伝わってくる漫画です。

 部活とかするのが嫌だったときに、なんか頑張りたいな~とやる気にさせてくれた漫画でもあります。

 5巻までと短いので、読みやすいと思います。

 

 

大場つぐみ・小畑健先生のバクマン(全20巻:集英社)

 デスノートで有名になったコンビの漫画。NHKでアニメ化もされています。

 簡単に話をまとめると、高校生から漫画家になりたいと思った2人コンビの話。ただ、話の道筋は、常に漫画家の人生というか裏側とかが分かる暴露漫画でもあるかなあと思うのですが、芯になるのは、常に恋愛です。

 高校生のころに、主人公に一緒に漫画家になろうと話を持ちかけた友人。そして、主人公が描いた漫画がアニメ化されて、ヒロインが声優としてそのアニメのヒロインを演じるという夢が叶ったら結婚するという約束をします。その約束を叶えるために、いろいろな漫画家や編集者と協力したりライバルとして勝負したりする、これも、努力と根性で夢を叶えていく漫画となっています。

 これは、教師として、たくさんの課題(壁)にぶつかって、精神的に疲れ果てていたときに、自分の夢について考えさせられた漫画。そして、行動力の大切さを実感した漫画です。話としては、文字数も多く、中学、高校ぐらいで読んでもらいたいなあと思います。

 話自体も、特に漫画だからという部分はなく、かなり現実的(リアル)に作れてています。

 

 

井上雄彦先生のスラムダンク(全31巻:集英社)

 バスケット漫画をよく描かれている井上先生の大ヒット作品。アニメ化もされています。

 漫画としては古いですが、意外と最近の子ども(特にバスケをしている子)は、読んでいる子も多いようです。

 簡単に話をまとめると、好きな子に気に入ってもらうためにバスケットボールをがんばって、どんどん上達していく王道の漫画。そして、最後には、バスケットを好きになって勝つためにバスケットをがんばっていることに気づきます。話もいいのですが、それ以上に、主人公も含め登場人物のキャラクターがすばらしい。本格的な高校生のバスケット漫画です。

 これは、小学生のころから中学生のころに流行った漫画でしたが、私自身が読んだのは、大学生のときでした。しかも、先にアニメをみましたね。それから、漫画を大人買いして読みまくりました。

 がんばろうとか勇気をくれたというよりも、とにかくギャグ的な要素もおもしろく、人間関係も最高で、そして、純粋に熱くなれる漫画でした。

 これは、読むなら小学校高学年から中学生以上におすすめですね。

 

 

古館春一先生のハイキュー!!(全45巻:集英社)

 これも比較的最近の漫画ですし、アニメ化もされて、まだ終わっていません(2022年現在)。

 簡単に話をまとめると、背の小さい運動神経抜群の主人公が、エースを夢見てがんばる漫画。ただ、そのエースになるために、天才的なセッターとの出会い。競合を相手に、いろいろ試行錯誤しながら主人公自身の成長と、その周りのチームメイトの成長、チーム全体の成長・・・と、ここ最近の王道のスポーツ漫画です。

 これも、何かがあったときに支えてくれたとかではなく、この漫画やアニメをみると、とにかく元気になります。あと、アニメのクオリティというか、3D感というか、迫力が本当に素敵なので、こちらは、漫画よりもアニメがお勧めです。

 

 

子どもに見せたい漫画(アニメ)5選のまとめ

 5つに絞るのは難しいかなあと思ったのですが、意外とこの5つは、自分の中で、かなり飛びぬけていることに気が付きました。

 当然、自分の子どものころを支えてくれた漫画や感動した漫画、心を熱くしてくれた漫画はもっとたくさんあります。例えば、ドラゴンボールやるろうに剣心、幽遊白書、ろくでなしブルース、今日から俺は!・・・あげれば、きりがありません。ただ、自分の子どもに見せたいとなると、自分の中では、戦いものはないことになりましたね。

 みなさんも、子どものころに見たアニメや漫画の中で、子どもにも見せてあげたいなあと思うものがあるのではないでしょうか?

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