たった30分で⁉自転車に乗れるようになった5歳娘の練習方法

昨日は、5歳の娘が、とうとう自転車のこまをはずして乗る練習をする日となりました。

このコマとさようならです。

今日は、その練習風景をレポートします。

ただ、5月下旬なのに、ものすごく暑かった!30度をこえていました。一番暑い地域では、35度だったらしい!

当然、沖縄の話ではないですよ!

5歳娘がたった30分で自転車に乗れるようになった練習方法

 

 

【1】自転車に乗る練習をする前に

 娘は、3歳ぐらいのときにストライダーに乗っています。4歳のときにこまつき自転車を買って1年ほど自転車に乗っています。

 まったく、自転車っぽいものに1度も乗ったことがない人は、この練習をする前に、自転車(ペダルはずし)を足でけりながら乗る練習をお勧めします。

 さて、練習場所は、公園です。誰もいないことを確認して、練習開始。

 

 

① 両端に線を引く

 まず直線的に乗れるようになることが大事です。

 両端に線を引いて、そこを往復して練習します。

 

 今回は、片方に野球で使われている白線があったので、それも利用しました。

 

 

② 練習中の大切な2つのこと!

 自転車の練習をするときに2つ絶対に大切なことがあります。

 

 1つ目は、こけそうになったり怖いと思ったりしたら、足をつくことです。

 その理由は、怪我をしないためです。しかし、本来の目的は足をつかずに乗ることです。

 だから、どうしても「足をつくな」と言ってしまう方もいらっしゃると思います。コケて覚えるというのも1つの考え方ですが、怪我をしないにこしたことはありません。

 子どもには、このことを何度も言いました。実際に足をついて止まったりしたときは、

「よく足を出したね。しっかり足をついたね。」

と、そのたびに言いました。安全第一です。

 2つ目は、こぐことは考えなくていい。ハンドル(手)でバランスをとることだけやればいいです。

 ただし、こいではいけないのではなく、こぐことは考える必要がないだけなので、子どもがこいでいても怒る必要はないし、こいでいても大丈夫ならそのままでいいです。ただ初めに「こがなくていいよ。バランスをとることだけに集中してね。」と声をかけてあげましょう。

 スピードは、私(親)が押しながらコントロールします。これができてから、こぐを入れればいいのです。

 

 

【2】自転車に乗る練習プロセス

 

 

① 自転車でバランスをとる練習パート1

 まずは、準備で引いた線から線まで親に押してもらいながら自転車に乗ります。

 このときに、足を何度ついてもかまいません。足がついたら、つかないでというのではなく、逆に危険を回避できたというイメージでほめてあげてください。

 そして、親は、このときサドルをしっかりと握って自転車がこけないようにします。

 力が弱い方は、自転車のサドルのところに太い棒をさして持つところを作るといいでしょう。

 はじめは、かなり親に力が必要になりますが、バランスをとりだして、だんだんと力がいらなくなってきます。

 さて、ここで大事なこと。

 「足をつかずに連続で3回行けたら、合格(次のステップ)だ」

と伝えましょう。目標をもつことは、本当に大事です。でも、最終目標の自転車に乗れるようになるは、大目標です。

ちょっとがんばればクリアできそうな小目標を作ってあげることで、モチベーションが保てます

 

 

② 自転車でバランスをとる練習パート2

 次のステップは、親はサドルを持つのではなく、サドルを押しながらになります。

 ただし、これ大事!いきなりできるわけがありません。子どもには、そういいながらも、あぶないなと思ったらサドルを握ったり、ハンドルを持ったりしてこけないようにしてあげてください。

絶対に、最初はよろけますから。あと、スピードは、少し早めにしてあげてください。自転車は、スピードに乗った方が安定しやすくなります。

 このときも、目標は同じ。3回足をつかずにできたら、合格です。

 

 

③ こぎながら自転車でバランスをとる練習

 ここで初めてこぐことを意識させます。子どもはこぎますが、親もおしてあげます。スピードを付けてあげた方が安定するからです。ここでも、こぎながら、3回連続で足をつかずにできたら合格は同じです。

 

 

④ 押すのを途中でこっそりやめて

 やっていると、安定してくるのがわかります。そんなときは、何も言わずに、少しの距離だけ途中で押すのをやめてみましょう。

 スピードはこいでいるし、押してきているので惰力でも十分あるので大丈夫です。

 もう1回いいます。何も言わずにですよ。それを、子どもが気づいていなくても何度か続けます。多分、子どもは気づいていると思うのですが、集中しているので、手を離したことを何も思いません。

 これでできるようになったと思ったら、次のステップです。

 

 

⑤ 途中で押すのをやめて

 こんどは、「半分まで来たら手を放すね。」と伝えます。

 でも、すぐに持てるぐらいの距離でやりましょう。

 そして、ここでも同じです。「3回連続でできたら合格」です。

 半分と言っていますが、いい感じだったら、早めに放しても大丈夫です。そして、大丈夫と思ったら、親もやっと中腰がやめられます。

 

 ここまでできたら、次は、スタートの練習か曲がる練習になります。ただ、今日は暑すぎて、私も子どももダウンです。

 急な暑さですから、無理をする必要はありませんよね。

 ちなみに、お兄ちゃんが5歳のときは、1時間半ぐらい練習して、これぐらいでと妥協せず完璧にスタートも曲がることもできるようになりました。

 今回、5歳の娘は、ここまで、なんと30分!早い!びっくりです!

 

 

5歳の娘がたった30分で自転車に乗れるようになった方法まとめ

 少し休憩したらうれしかったようで、結局乗っている間に何とか曲がることもできました。

 そして、帰りは、直線だけですが、道路も走ってみました。

  もしブログをしていなかったら、こんな場面を写真に納めようなんて思わなかっただろうな。

 動画も、息子ががんばって写真を撮ってくれているので、

動画編集を覚えたらアップしてみたいな。

スタート練習と曲がる練習は、また後日みなさんにお届けしたいと思います。

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